中学校生活終盤の一大イベントといえば修学旅行ですよね!
いつもとは違う環境で、お友達との思い出を作れることもあって
楽しみにしているお子さんも多いことでしょう。
しかし、親の立場からは色々と心配なこともあると思います。
その中の1つがお金についてです。
修学旅行に旅費がいくらかかるのか、お小遣いはいくら持たせるかなど
お金に関する疑問は尽きません。
小さな出費ではないので尚更です。
そこで今回の記事では、修学旅行にまつわるお金について解説していきたいと思います!
どんなことに関してもお金の悩みは尽きません!
今回の記事でぜひ修学旅行に関するお金について参考にしてみて下さいね。
修学旅行の旅費はなぜ高め?理由を解説!
パッケージツアーなどの一般的な旅行と比べて、修学旅行の旅費は高くなる傾向があるようです。
その理由はいくつかあり、1つ目は一般的なパッケージツアーなどでは対応できない
完全なオーダーメイドの旅行だからです。
2つ目は学校にもよりますが、最大で数百人規模にもなる大人数での旅行だから、団体旅行の中でも
特殊な扱いになることです。
そして3つ目は大勢の子供たちの安全への配慮を徹底する必要があるからです。
また、修学旅行の予約は一般的に2年以上前に行う必要があるそうです。
しかし早くから大人数での予約となると、旅行会社はその分一般の予約枠を削らなければならなくなります。
だからその分修学旅行の価格設定を高くせざるをえないのです。
修学旅行の旅費の平均額は?内訳もチェック!
気になる修学旅行の旅費の平均額ですが
ベネッセ教育情報サイトが過去に発表したデータによると
修学旅行の為に払い込んだ金額は、5万円以上10万円未満が半数以上でした。
そしてその中でも5万円以上6万円未満の価格帯が一番層が厚かったので
この金額を旅費の相場と見て良いでしょう。
しかしこれはあくまで公立の中学校での旅費の平均額なので、国立や私立の中学校だと
もう少し高めの平均額になる可能性があります。
私立中学校の場合は、語学学習もかねて旅行先が海外になると
旅費が100,000円を超えるケースもあるそうです。
気になる旅費の内訳ですが、以下の通りです。
- 交通費
- 宿泊費
- 体験施設の入館料
- 体験学習代
- 食費
他にも細々した雑費はあるのでしょうが、代表的な科目になります。
修学旅行の費用については、学校である保護者説明会などでも詳しく説明があると思うので
しっかり聞いておくことをお勧めします。
また、私服OKの場合は、旅行に着ていく服も事前に準備が必要になる場合があるので
そちらも余分に準備しておく必要があります。
ご兄弟がいないご家庭だと旅行用の鞄等も新調する必要があります。
身近に鞄を貸してくれる人がいれば、ラッキーですね笑
必要なものをしっかり準備しておく為にも、旅費は多めに準備しておくと安心です!
気になるお小遣いの金額の相場はどれくらい?
修学旅行にかかる旅費の相場も気になりますが
お子さんに持たせるお小遣いの金額も気になるところですよね!
修学旅行のお小遣いは基本的に自由行動の時間に必要になります。
内訳としては
- 自由行動時のレジャー代
- 食費
- 交通費
- お土産代
以上が代表的に挙げられる科目になります。
自由行動時のレジャー代は、スポットによって入館料等異なりますので
利用料金が高めの施設を回れば、多めにお小遣いを持たせた方が安心かなと思います。
しかし中学校の修学旅行では、お小遣いの上限額が決められている場合がほとんどです。
その上限額ですが、5,000円〜10,000円が一般的だと言われています。
5,000円だと少なすぎる気もしますね。
物価の高騰で何をするにも価格が上がっているのと
せっかくの旅行なので、上限いっぱい持たせる家庭も少なくないそうです。
お土産代と言って内緒でお小遣いを上限以上に
持ってくるお子さんもいると聞きます。
お小遣いを多めに持たせるとしても、無駄使いを防止する為にも、お金の使い方は事前に伝えておくと安心かもしれません。
プラスでお小遣いを持たせるとしても、以上に多くは持たせないようにしましょう!
持ち物検査等で見つかり、自由行動を制限されたりした事例も多くあります。
友達との貸し借りなどでトラブルにもなるので気をつけましょう!
修学旅行の費用の払い方は?積立以外もあるの?
修学旅行の費用の支払い方法ですが、一般的には積立というイメージがありますよね。
中学校によって様々ですが、支払い方法は積立か一括払いのどちらかを選べるようになっています。
修学旅行の費用は保護者の負担する金額が多くなる為、一括で支払うのが難しい家庭もあるので
どちらか選べるようになっています。
修学旅行の費用を積立で支払う場合
積立での支払い方法は、学校納入金と合算して毎月積み立てる方法と
旅行会社に直接積み立てる方法があります。
積立になるので、毎月の金額は数千円が一般的です。
公立以外だと、積立でも毎月の金額はもう少し高めになってくるでしょう。
積立開始の時期は学校にもよりますが、旅行の1年程前から開始するケースが多いと言われています。
そうなると公立の中学校だと積立金額は1ヶ月5,000円程度になりますね!
修学旅行の費用を一括で支払う場合
旅費を一括で支払う場合も、学校に支払うか旅行会社へ直接振り込むようになります。
しかし修学旅行の旅費は結構な金額になるので、一括払いをされるご家庭は少ないです。
ですが、分割払いがあまり好きではない方だと
事前に貯めておいて一括で払うというのも聞いたことがあります。
積立払いでも一括払いでも、旅行の費用は前払いが前提なので
余裕を持って準備しておくことをお勧めします。
修学旅行の旅費が払えない場合の対処方法もご紹介
なんとか子供を修学旅行に行かせてあげたいけど、家計が苦しくて旅費が払えない!
どうしたらいいの??
旅費が払えないと修学旅行に行くことはできません!
ですがなんとかお子さんを修学旅行に行かせてあげたい!
そんな時には諦めずに制度や、組織を頼ってみましょう!
最初の対処法は学校に相談することです。
旅費の支払い方法を決めているのは、学校のことが多いからです。
払えない時の対応策や、自治体の制度などを教えてくれます。
また、学校によってはお金の問題に精通している先生がいる場合があり、アドバイスをいただけることがあります。
それぞれの学校で対応は違いますが、まずは相談することが大事です。
また、生活保護を受けていたり母子家庭の場合、就学援助制度という制度がありますので
そちらを利用して費用を援助してもらうことができる場合があります。
この就学援助制度は受けられる家庭は限られているものの、修学旅行の旅費だけでなく
給食費や学用品などの援助を受けることも可能なので
対象となる家庭の人は調べておいて損は無いでしょう。
お住まいの地域によって内容は異なりますのでご注意下さい。
まとめ
今回は修学旅行に関するお金について書いていきましたが、いかがでしたでしょうか。
せっかくの修学旅行ですから、子供たちには楽しい思い出をたくさん作って欲しいところですね。
しかしその為には、お金のことも含めて入念な準備が必要です。
お子さんとよく話し合いながら準備を進めていきたいですね!
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